注文住宅が完成するまでの所要期間は?完成期間を延ばさないポイントを知ろう

注文住宅をつくりたいけど、どのくらいの期間を要するのか想像がつかない方も多いのではないでしょうか?注文住宅が完成するまでは、おおよそ10~12ヶ月と長い期間が必要になると言われています。では、なぜそれだけの時間がかかるのでしょうか?

この記事では、注文住宅の購入を考えている方にもわかりやすく注文住宅が完成するまでの流れと目安の期間を説明します。合わせて完成期間を延ばさないために心がけることや、家づくりの際の注意点なども記載していくので、参考にしてみてください。

注文住宅が完成するまでの所要期間

注文住宅が建つまでの期間はもちろん家庭によるのですが、土地選びから数えるとおおよそ10~12ヶ月程度で完成するのが一般的です。家づくりにかかる期間を以下の表にまとめました。

家づくりの過程 所要期間
土地選び 3ヶ月程度
ハウスメーカーの選定 1ヶ月程度
住宅ローンの申請 2週間程度
設計士とプラン作成 1ヶ月程度
施工 3~4ヶ月程度
登記登録 1ヶ月程度

ここで記したのは、あくまで一般的な所要期間。プロジェクトの複雑さや工期に影響を与える要素はさまざまです。ハウスメーカーや工務店との打ち合わせやスケジュール調整、現地の状況や天候の影響なども考慮する必要があります。具体的な期間は、ハウスメーカーや工務店との相談や契約時に明確にしておくことが重要ででしょう。

注文住宅完成までの流れ

  1. 土地選び
  2. ハウスメーカーの選定
  3. 住宅ローンの申請
  4. 設計士とプラン作成
  5. 施工
  6. 登記登録

1,土地選び

一般的に土地選びに要する期間は、3ヶ月程度です。

実際に住み始める時期から逆算して、12ヶ月~1年半前には土地探しをはじめる方が多いです。決断力のある方であれば10ヶ月程度でも問題ないでしょう。家のイメージが決まる前に、まず土地だけを決めている方も存在します。

土地選びは駅や学校に近い利便性や、商業施設や公共施設などの環境で考える方もいますし、ハザードマップを確認して災害にあいにく土地で決める方もいます。

利便性の高い土地であればせまくなることもあるので建ぺい率もあわせて確認しておきたいポイントです。土地の売主に連絡するのは特定の不動産屋でなくても問題はなく、ほとんど時間はかからずに土地の契約は終えられるでしょう。

土地選びの手順

STEP1 住みたい土地の希望条件を明確にする
STEP2 土地の情報収集をする
STEP3 現地調査に行く
STEP4 周辺環境を確認する
STEP5 費用を検討する
STEP6 交渉と契約

最初に、家の希望条件を明確にしましょう。予算、土地の面積、立地条件(交通アクセスや周辺環境)、将来の利便性など、重要な要素をリストアップしておきます。

次に、不動産ポータルサイトや不動産会社の情報を活用して、希望条件に合った土地の情報を収集します。地域の特性や物件の価格帯、土地の形状や地盤条件などを確認しましょう。

土地を選定できたら現地を訪れ、実際の状況を確認しましょう。周辺環境や交通アクセス、騒音や風通しの状況、日当たりなどを観察します。また、地盤の状態や法的な制約(建築制限や都市計画など)も確認しておくことをおすすめします。

選定した土地の価格や諸費用を考慮し、自身の予算と照らし合わせましょう。土地の価格以外にも、登記費用や仲介手数料、税金なども予算に含める必要があります。

希望する土地が見つかった場合、不動産会社や売主と交渉し、価格や条件の面で合意します。契約書の作成や法的な手続きを行い、土地の購入契約を完了させましょう。

注文住宅の土地探しは、自分の理想の住まいを実現する上で非常に重要なステップです。将来の生活や家族のニーズを考慮し、慎重に選択することが大切でしょう。

2,ハウスメーカーの選定

ハウスメーカーの選定に要する期間は、おおよそ1ヶ月程度です。

ハウスメーカーの選定は土地の契約が完了してからで問題ありません。地質調査を進めながら選ぶ方も多いかと思います。

木材に強いメーカーやヨーロピアンな雰囲気が得意なメーカーなど多種多様なメーカーがありますので、実際にモデルルームを確認して各メーカーの強みを知っておくのがいいかと思います。

営業担当者の仕事ぶりもチェックしておくと余計なストレスもかからないので大切なポイントです。

ハウスメーカー選びの手順

STEP1 住まいの希望条件を明確にする
STEP2 ハウスメーカーや工務店の調査
STEP3 モデルハウスの見学や現地での相談
STEP4 見積もりを取得する
STEP5 契約内容の確認して契約

ハウスメーカーを選ぶときは、まずはじめに自分の家づくりの目的や要望、予算などを明確にしましょう。家の用途や間取り、デザイン、設備など、どのような家を作りたいのかをなるべく具体的に考えます

マイホームのイメージが掴めたら、インターネットや雑誌、口コミなどを参考に、理想の住まいを実現できそうなハウスメーカーを複数社リサーチしましょう。実績や施工事例、提供しているプランやサービス、価格帯などを比較検討します。

次に、選んだハウスメーカーの展示場やモデルハウスを訪れ、実際の建物や内部を見学しましょう。また、ハウスメーカーとの相談会や説明会に参加し、自分の要望や質問を伝えてアドバイスを受けることも重要です。

2社程度まで候補のハウスメーカーを絞れたら、希望する家のプランや仕様を伝え、ハウスメーカーから見積もりを取得しましょう。価格だけでなく、仕様や設備、保証内容なども確認し比較します。

しっかりと比較検討したいえで家づくりを任せたいハウスメーカーを選定したら、いよいよ契約です。ハウスメーカーと正式な契約を行う前に、契約内容や細かな条件を確認しましょう。工期や支払い条件、保証内容、プランの変更や追加費用についても明確化しておくことが重要です。

3,住宅ローンの申請

ハウスメーカーの選別と同時にすすめたいのが住宅ローンの申請でしょう。一般的に住宅ローンの申請に要する期間は、2週間程度です。

自分たちの理想についてハウスメーカーと相談してある程度の予算と見積もりを出しておけば、竣工前に予算が減って泣く泣く理想を落とすこともなくなります。

住宅ローンの申請方法は、一般的に以下の手順で進められます。流れを把握し、なるべくスムーズに住宅ローンの申請を進めましょう。

住宅ローン申請の手順

STEP1 銀行や金融機関の選定
STEP2 予備審査の申請
STEP3 正式に申込む
STEP4 書類の提出と本審査
STEP5 融資条件の確認と契約

まず、住宅ローンを提供している銀行や金融機関を選定します。複数の金融機関の金利や条件、返済プランを比較し、自分に適した金融機関を選ぶことが重要です。

続いて、選んだ金融機関に対して住宅ローンの予備審査を申請しましょう。申込みに必要な書類(収入証明書、源泉徴収票、勤務先の在籍証明書など)を提出し、審査が行われます。この審査では、収入や雇用形態、資産などの情報が確認され、借入可能額が示されます。

予備審査が通ったら、金融機関に正式な申込みを行いましょう。正式な申込みに必要な書類(収入証明書、源泉徴収票、勤務先の在籍証明書など)を金融機関に提出。金融機関では、収入や資産、借入履歴などの審査が行われ、融資の可否や条件が決定されます。

審査結果が通った場合、金融機関から融資条件や借入金利、返済プランなどの詳細が通知されます。条件に同意し、契約書に署名することで正式な住宅ローン契約が成立します。

4,設計士とプランの作成

自分たちの理想を伝える設計士との打ち合わせには1ヶ月程度考えておく必要があります。

設計士が提案したプランを比較して、自分たちの理想の家について話し合いましょう。住宅完成のおおよそ6ヶ月前を目途に設計図を完成させます。

設計士とのプラン打ち合わせの流れ

STEP1 初回打ち合わせ(要望ヒアリング)
STEP2 設計士によるプランの提案
STEP3 打ち合わせ(プラン修正)
STEP4 仕様の決定
STEP5 契約

設計士と初めて会った時に、自身の希望や要望を詳しく伝えます。家のスタイルや間取り、使いたい素材などを話し合いましょう。また、予算や納期などの制約事項も共有します。

設計士は要望をベースに具体的なプランを作成してくれます。間取り図や外観イメージ、立体模型などを用いて、提案内容を視覚的に理解しやすく説明してくれる場合もあるでしょう。

プラン提案を受け、細かな修正や変更点を打ち合わせで共有します。間取りの配置やサイズ、窓の位置などの調整や、素材や仕上げの選定などを検討します。複数回の打ち合わせを通じて、希望に沿った最終的なプランを確定しましょう。

プランが固まり次第、具体的な仕様を決定。内装や外装の素材、床や壁の仕上げ、キッチンやバスルームの設備などを選択します。また、照明や配線などの細かな設備も合わせて検討していきます。

打ち合わせ内容や仕様がまとまったら、設計士との契約を行います。契約書にはプランや仕様、納期、費用などが明記されるので、内容に納得してから契約しましょう。

5,施工

一般的に住宅施工に要する期間は、3~4ヶ月程度です。

見積もりとスケジュールまで確認がとれると工事の契約を結び、着工前に地鎮祭を行うのが一般的です。最近では減っていますが、棟上げ工事が終了したら棟上げ式も開催します。

施工中は任せきりになりますが、内装やオプションについては変更が可能な場合も多いので、進行状態を確認したり、業者に差し入れしたりするのもオススメです。

注文住宅の建築中、施主が行うべきことはいくつかあります。施主の役割とやるべきことをいくつか挙げるので、目を通しておきましょう。

施工期間に施主がすること

①進捗管理とコミュニケーション
②変更や追加の要望の管理
③品質管理と検査
④支払い管理
⑤追加工事の判断

施工中は工事の進捗状況を把握し、建築会社や施工スタッフとのコミュニケーションを円滑に行うことが重要です。工事の進捗について定期的に打ち合わせを行い、必要な情報や要望を伝えましょう。

住宅施工中には、思いがけない変更や追加の要望が生じることがあります。施主はこれらの要望を適切に管理し、建築会社との調整を行う役割があります。変更や追加の要望がある場合は、工事に影響しない範囲や追加費用についても確認しましょう。

施工の品質をチェックしておくことも重要です。定期的に現場を訪れ、工事の品質や進行状況を確認しましょう。また、建築の一部や完成した箇所については、施主自身で検査を行うこともあります。

家づくりでは、施工に伴う工事費の支払いが発生します。施主は支払いスケジュールを把握し、工事の進捗に合わせて適切なタイミングで支払いを行う役割があります。

万が一建築中に予期せぬ状況や問題が発生した場合、施主は追加工事を依頼するかどうかの判断を行うことが求められます。追加工事が必要な場合は、建築会社と相談し、内容や費用について合意を得る必要があるでしょう。

これらは一般的な施主の役割となりますが、建築プロジェクトによってはさらに細かな業務が発生することもあります。建築会社との密なコミュニケーションを確保できれば質問や相談がしやすくなるので、円滑なコミュニケーションを取っておくことをおすすめします。

6,登記登録

一般的に登記登録に要する期間は、1ヶ月程度です。

引き渡しのおよそ1か月前には家はほぼ完成して竣工とよばれる状態になります。

実際に家の中を確認して、立会い、完了検査などの確認が完了したら登記による物件譲渡を行います。譲渡が完了したら注文住宅は自分たちの物となるので、引っ越しの準備を始めましょう。

以下に、登記登録の手順を記載します。登記登録手続きは地域によって若干の違いがある場合があるので、具体的な手順や必要な書類は地元の不動産登記所や専門家に確認することをおすすめします。

登記登録の手順

STEP1 住宅の完了検査を行う
STEP2 所有権移転の手続きをする
STEP3 登記申請書を作成して不動産登記所への提出
STEP4 登記手続きが完了

注文住宅の完成後、建築会社や関係者が完了検査を行います。この検査では、建物が建築基準や契約内容に適合しているかどうかを確認します。 完了検査が合格した後、建物の所有権を施主(建築主)に移転する手続きが行われます。一般的には、建築会社や不動産会社などが登記手続きを代行してくれるでしょう。

次に、所有権移転のための登記申請書を作成します。この書類には、建物の詳細情報や施主の情報などが含まれます。登記申請書を作成したら、不動産登記所に提出。提出された書類を基に、登記手続きが進められます。

不動産登記所が提出された登記申請書を審査し、適切であることを確認した後、登記手続きが完了します。登記が完了すると、建物の所有権が正式に施主に移転されます。

完成期間を延ばさないためのポイント

完成期間が遅れないようにするためには、以下のポイントをしっかりと心掛けておきましょう。

  1. 土地選びで不動産をまわりすぎない
  2. 住宅のイメージを明確にしておく
  3. 家族の意見をあわせておく
  4. 予算を決めておく
  5. 理想の優先順位を決めておく

完成期間が長くなってしまい、1年半以上かかってしまうような理由は土地選びに時間をかける方が多いからです。土地探しに1年以上かけても決めらない方もいます。なかには複数の不動産屋をまわってよりよい土地を見つけようとする方もいますが、不動産屋では土地が売りに出されたら不動産専用のサイトに情報をアップロードする義務があり、基本的にはどの不動産屋でも同じ情報を共有しています。

大切な事は買い手であるあなたが希望の条件をしっかりと明確にしておくことです。例えば、駅に近い、建坪が広い、予算の上限など理想を全て不動産屋に提供できるように用意しておくことです。理想が明確である人ほど土地選びの期間は短く、1ヶ月程度で決める方もいます。

次に、家族での意見をあわせておくことも重要です。らせん階段を置きたいけど家族に反対されている、バルコニーを広くしたいが子ども部屋がせまくなるなど家族間の意見の違いは出てくることがほとんどです。

円滑に話を進めるためには、あらかじめ譲れない点をピックアップしておく事が大切です。ほとんどの家庭では相手の意見を尊重する事になるかと思いますが、それでも意見の食い違いは出るものです。そうなった場合は、第3者の意見を聞くことも大切です。専門家である住宅メーカーに聞くのがもちろん一番ですが、仲のよい共通の友人に相談するのもひとつの手段です。

注文住宅を建てる時の注意点

注意点①:プランニングと予算管理は入念に行う

建物のプランニング段階で、将来のニーズを考慮しながら計画を立てるようにしましょう。今は若くて平気な移動導線も、将来足腰が弱ってきたら大変になることが予想されます。また、若い世帯の場合は子供が増えることも考慮しておくと良いでしょう。

プランニングだけでなく、予算の管理もしっかりと行うようにしてください。魅力的なオプションなどに誘惑されることもあるでしょうが、最初に決定した予算をオーバーしてしまわないようにじゅうぶんに注意しましょう。建築費用にお金をかけずぎて、住んでからの生活で苦労することになってしまっては元も子もありません。

注意点②:見た目と機能性のバランスを考える

注文住宅は自分たちの理想の家を実現するためのものですが、デザインと機能性のバランスも考慮する必要があります。独特なデザインを望んでいる場合、どうしても費用は高くなってしまうでしょう。そこで費用を削減するために住宅性能などの他の要素のレベルを落とすかどうかは、しっかりと検討する必要があります。

言い出したらキリがないですが、災害時には耐震性能や耐火性能が優れていれば安心です。特に日本は地震が発生しやすい国なので、地震に強い住まいであればあるほど良いでしょう。美しさも大事ですが、実用性や安全性、使い勝手の良さなどにも配慮してください。

注意点③:流行りのデザインには気を付ける

ファッションやヘアスタイルと同じように、住宅にも流行のスタイルが存在します。しかし、流行りはすぐに過ぎ去ってしまうもの。魅力的なデザインでも、将来的に飽きが来ないかどうかじゅうぶんに検討しましょう。

注文住宅は自分たちの好きなようにフルオーダーできるところが魅力的。ですが、案外普遍的なデザインにしている方も少なくありません。長く愛され続けているデザインは飽きがこず、住まいに愛着が湧き続けるでしょう。いろいろと言いましたが、自分の好きなデザインにするのが一番です。ただし、長期的な目線を持つことだけは忘れないでください。

早く注文住宅をつくるメリットとデメリット

短い期間で家づくりをするメリット

短い期間で建築が完了するということは、早期に新しい住まいに入居することができるということです。これにより、賃貸住宅や仮住まいなどの費用や手間を削減できます。また、建築中に発生するコストや労力を削減することも可能。たとえば、建築中の仮設住宅や施工現場の管理費用などが軽減できるでしょう。

家づくりは考えることが多く、ストレスを伴うことがあります。長期的な家づくりを行うと、必然的にストレスを抱える期間も長くなってしまいますが、短期間での建築ならばその期間を短縮できるため、ストレスが軽減されます。

短い期間で家づくりをするデメリット

短期間での建築は工程を短縮しなければならない場合があり、品質への影響が懸念されます。工程を適切に管理し、品質をしっかりとチェックしましょう。また、スムーズに家づくりを進めるために、関係者間のコミュニケーションを円滑に調整する必要があります。建築会社、施工業者、設計士などとの連携や打ち合わせが重要です。

短期間での施工では、設計や仕様の細部に十分な時間をかけることが難しいことがあります。必要な変更や追加が制限されることになるかもしれません。設計に対する妥協を求められる可能性も考えておきましょう。

ゆっくり注文住宅をつくるメリットとデメリット

長い期間で家づくりをするメリット

長い期間をかけて家づくりを進める場合、より詳細な設計と計画が可能です。細部までこだわった設計や素材の選定、機能の充実など、理想的な住まいを実現することができます。途中で変更やカスタマイズを加える余地もじゅうぶんに確保できるので、間取りの変更や設備の追加など、より自分らしい住まいに仕上げることが可能でしょう。

長期間の建築では、費用の支払いを分散することができます。工程ごとに段階的に支払いを行うため、負担が一度に集中することを避けることが可能。一気に負担すると家計に影響がある方も多いでしょうから、支払い期限を分散できるのは大きなメリットでしょう。

長い期間で家づくりをするデメリット

長期間の家づくりでは入居までの時間が長くなるため、待ち時間が発生します。賃貸住宅や仮住まいでの生活が長引き、家賃の支払いなどが多く必要になってしまうでしょう。また、長い期間をかけることで建材や労働力の価格が変動してしまう可能性も。材料や労働力のコストが上昇すると、建築費用が予算を越えるリスクがあります。

家づくりは工事の進行や予定の遅れ、天候による影響などにより、竣工までの日程が不確定な状況が生じる可能性があります。ただでさえ長めに家づくりの期間を要していると、施工の遅れなどによって住み始めるまでにさらに時間が必要になることもあるででしょう。

注文住宅完成までの期間に関するよくある質問

注文住宅の完成までにどれくらいの期間がかかる?
施工条件などにもよりますが、約10~12ヶ月ほどかかるでしょう。
土地探しを始めるタイミングは?
家づくりを行うことを決めたら、1年~1年半ほど前から探し始める方が多いようです。
完成期間を延ばさないために気を付けることは?
住宅の譲れない条件を決め、優先順位なども考えておくことでスムーズに家づくりを進められます。結果、完成期間を延ばさずに注文住宅を建てられるでしょう。
時間をかけずに注文住宅をつくるのはどうなの?
早く新居に住めるという点が大きなメリットです。ただし、施工期間が短いぶん間取りや設計に制限が生じる可能性もあるでしょう。
時間をかけて注文住宅をつくるのはどうなの?
細部までじゅうぶんに検討できるので、より自分好みの住宅を実現できるでしょう。ただし、天候不順などによる工期の遅れを考えると、住め始めるまでに長い期間が必要となってしまいます。

まとめ

注文住宅をつくるのに必要な期間などについてご紹介してきました。

注文住宅が完成するまで長い期間がかかると驚いた方もいるかと思います。しかし、ほとんどの場合は購入者が迷う期間で長くなることが多いです。

マイホームは一生に一度のお買い物。悩みが出るのは当然のことです。家族でしっかり話しあい、余裕をもって計画をたてることが大切です。スケジュール管理をしっかりと行い、悔いの残らない理想のマイホームを実現させてくださいね!