おすすめのウォークインクローゼットの間取りは?

たくさん衣類がしまえて、便利そうなウォークインクローゼット。でも、どんな間取りのウォークインクローゼットが使いやすいのか、目安が分かりにくいものです。せっかく作るなら効率よく使えるものにしたいですよね。使い勝手のよいウォークインクローゼットとは、いったいどのようなものでしょうか。

何畳にすべき?ウォークインクローゼットの間取りタイプと広さの目安

ウォークインクローゼットの広さは、使用する人数によって変わります。2畳~4畳のウィークインクローゼットで考えてみましょう。

2畳タイプのウォークインクローゼットは、夫婦二人分の衣類を収納するのにちょうどいいサイズです。間口約180㎝×奥行き約180㎝の正方形のウォークインクローゼットだとすると、収納を両側に60㎝ずつ確保でき、通路も60㎝取れます。通路は広くありませんが、引き出し式の収納ボックスや衣装ケースの開閉もできる幅です。

3畳タイプのウォークインクローゼットは、夫婦二人分であればほかに収納は不要になるほどの収納量があります。間口約180㎝×奥行き約270㎝の長方形だとすると、両側に180㎝のハンガーパイプを設置しても収納棚を作るスペースが残ります。奥行きが広い分収納部分を狭めて通路を広くとることも可能です。スポーツ用品や旅行鞄なども置くことができますが、大きな荷物を置かなければ子どもの衣類も2人分は収納できます。家族で使用するのにもちょうどよいサイズです。

4畳サイズとなると、ファミリークローゼットと言える収納量です。間口約180㎝×奥行き約360㎝の場合、ハンガーパイプと収納棚を組み合わせて家族4人の衣類は楽に収納できるでしょう。通路を十分とれば、二人でウォークインクローゼットで着替えができる広さです。お気に入りの帽子やバックをディスプレイするなど、収納するだけでない楽しみ方もできます。

四角いウォークインクローゼットで広さの目安をご紹介しましたが、ウォークインクローゼットの形はいろいろあります。

片側だけに収納スペースを設けるⅠ型はウォークインクローゼットのためにまとまった面積が取れないときに有効です。例えば寝室の壁を一面クローゼットにしてしまえば、行き来不要のウォークインクローゼットになります。

両側に収納スペースがあるⅡ型は効率よく収納できるタイプで、どちらかというと縦長のスペースをウォークインクローゼットにするときにおすすめです。壁ごとに誰の収納スペースかを決めれば家族でウォークインクローゼットをシェアしやすく、突き当りの壁に鏡を置けば、デッドスペースも有効に使えます。

入り口以外の壁を収納にするU型は、先ほどの4畳タイプのように広い面積があるウォークインクローゼットにおすすめです。奥の隅は収納すると取り出しにくくなりやすいので、収納棚の配置に気を付けましょう。

ウォークインクローゼットの間取りを考えるとき、日常の動線を考えるとヒントになります。朝起きて身支度をするのに便利なのは、寝室に繋がっているウォークインクローゼットです。起きたらすぐに着替えができるので動線に無駄がなく、朝の忙しい時間に余裕が生まれるありがたいものになります。

廊下に繋がるウォークインクローゼットは、同線を分散できるので生活リズムが違う家族におすすめです。寝ている家族の前を通らなくても着替えができ、出かける前に着替える場合も寝室に戻らなくてよいので、気兼ねなく使えます。

家事動線が良くなるのは、ランドリールームに繋がるウォークインクローゼットです。洗濯物を畳んで各々の収納場所にしまう手間が省けます。浴室に隣接していれば、パジャマやタオルが一緒に置けるのもうれしい点です。

ウォークインクローゼットをつくるメリット

ウォークインクローゼットを作る最大のメリットは、部屋がスッキリすることでしょう。大型のチェストやハンガーラックなどが必要なくなり、シーズンオフの衣類が入った衣装ケースなども収納できます。部屋の壁にあったクローゼットがなくなり、部屋のインテリアを楽しむこともできます。

洗濯物を畳んでウォークインクローゼットに持っていけば、家族の衣類を一度にしまえて家事効率が大幅にアップします。今まで各々に配っていた衣類が一か所で済むのは大きなメリットです。衣替えもウォークインクローゼットの中でできるので、シーズンごとに衣装ケースを出してきてしまって、という手間も省けます。

一か所に衣類を収納できるので、どんな衣類をもっているかがわかりやすいのもメリットです。同じような服を買ってきてしまうことが減って、節約になるかもしれません。

もう一つのメリットは、ウォークインクローゼットの中にバックまで置けるので、身支度を早く済ませられるという点です。特に忙しい朝など、起きてウォークインクローゼットに入り、着替えて出てくれば、ゆっくりコーヒーを飲む時間が生まれるかもしれません。

ウォークインクローゼットをつくるデメリット

ウォークインクローゼットを作る際に気を付けたいのが換気です。窓が取れればいいのですが、間取り上窓を確保することが難しい場合、湿気やカビ対策は必須です。換気扇をあらかじめ取り付けるとスイッチひとつで換気ができます。ウォークインクローゼット内にコンセントを取り付けて扇風機を回すのもおすすめです。

家の間取りによっては、きれいな形でウォークインクローゼットを確保できない場合があります。変形ウォークインクローゼットの場合、収納できないデッドスペースが生まれやすく、面積のわりに思ったほど収納ができないことがデメリットです。収納棚の取り付けの工夫や、ハンガーをやめて畳むなど収納方法を変える工夫が必要になる場合もあります

まとめ

ウォークインクローゼットは、家の収納量と家事の作業効率を上げることができる夢のアイテムです。広さや間取り次第で、いろいろなニーズに応えることができます。夫婦二人分、家族全員分、または1人1ウォークインクローゼットなど、ご自身の生活に合ったウォークインクローゼットを設計して、快適なマイホームを作ってください。